ついに大阪でも最低気温が10度を下回る日がでてきました。
これまで早朝に内検を行なっていた私達ですが、だんだんうめぱちの機嫌が悪くなっているように感じて
お昼に内検を行なうようにしました。
うめぱち達の思いで表現すると、寒くなった朝に毛布をめくられて起こされるような気持ちなのでしょうか。
うめぱち達は朝はご機嫌ナナメですが、昼間はまだまだ温かいため、元気に飛び回っています。
冬に備えて蜜もせっせと集めています。そして私達はその蜜や花粉の色もじっくり観察しています。
実は、この近辺では、シーズン最後に採れるのがセイタカアワダチソウの蜜だと言われています。
そして、このなめたことのない蜜の評判が、どんな本をみてもとっても悪い!のです。
いわゆるヒトにとって、「まずい」蜜は、もちろん市場に出ることもなく、ミツバチの冬越し蜜になるのですが
私達は、人間に酷評されるこのセイタカアワダチソウの蜜を一舐してみたいという淡い思いを抱いていました。
やはり、関西人なだけに、まずいと言われると舐めてみなければ・・・という性質。
そして、今日、巣の中の整理を兼ねて、急遽、一部の蜜のみ採蜜をおこなったのです。
ワクワクしながら、味見をしたのですが・・・いろんな花が混ざっているせいで特定できず・・・。
少し癖が残る原因がセイタカアワダチソウなのかという程度でした。
セイタカアワダチソウはこれから最盛期を迎えるようで、
メンバーはタイミングを見計らい、また、ペロンと味見することを想像しています。
ミツバチとヒトもたまには好みが違うものもあるものなんですね。