この梅田ミツバチプロジェクトを説明する時に出てくる「都会での生態系の循環」の話ですが、
うめぱちと一緒に植物を育てていると、その連携の仕組みを日々体感します。
植物は、受粉をしてほしいがために、めいいっぱいに美しい花を咲かせます。
そこにうめぱちが到来。受粉が完了すると、植物はすぐに花を枯らして種子を育てます。
すなわち、うめぱちと一緒に過ごしていると、花の咲く期間が短くなっていっているのです。
ということで、私たちが育てたプランター野菜も、現在は全く違った姿になってしまっています。
ただ・・・放棄したままというのではありません。
そう、少し茶色くなってしまったバジルの先端には、立派な種が熟成しているのです。
うめぱちはバジルの花が大好き!
せっせと蜜集めをした結果、たくさんの種がなったのです。
この種を試しに、植木蜂にまいたところ、ご覧の通り。立派なバジルの花芽が続々と!
今は、このバジルをまたプランターに植え替えて、秋に向けてまた新しいバジルが育ち始めています。
ここ数日は、夏と秋がせめぎあうような天気が続いていますが、まだまだ暑い日が続きます。
私たちも水やり等の管理を忘れないようにして、新しいバジルの芽を育てていきたいと思います。