春に開かれた「菜の花散歩道2011」の紹介の日記でもお伝えしましたが、
この周辺は以前は菜の花畑に囲まれていたいう菜の花とのゆかりの深い地域です。
この周辺は以前は菜の花畑に囲まれていたいう菜の花とのゆかりの深い地域です。
今回、この菜の花から何か象徴的なものを残せないかと思い実施したのが菜種搾りでした。
巣箱前に飾っていたものや鶴乃茶屋倶楽部の皆さんが協力して種まで育てあげてくれたものから
種部分を刈り取り、菜種油を搾るため収穫後に数週間かけて種を乾燥させました。
種部分を刈り取り、菜種油を搾るため収穫後に数週間かけて種を乾燥させました。
収穫時は9kg近くあった菜種を完全乾燥させると4.6kgまでに軽くなりました。
こうして種の中身は油だけに濃縮されていきます。
その乾燥した菜種を少しずつ機械に入れて、種を砕いて油を取り出しました。
その乾燥した菜種を少しずつ機械に入れて、種を砕いて油を取り出しました。
こうして採れた菜種油は750g。
地元への還元もこめて、7月6日、7日に網敷天神社の七夕祭に奉納する予定です。
地元への還元もこめて、7月6日、7日に網敷天神社の七夕祭に奉納する予定です。
菜の花は花芽そのものも食用にもなりますし、種から搾取された油は照明用や食用に、またその絞りかすは
堆肥として循環活用され、人の暮らしを支えてきた植物でした。
堆肥として循環活用され、人の暮らしを支えてきた植物でした。
地域の発展を支えた菜の花のすばらしさを植物の成長とともに私たちも体感し、改めて緑と共に歩む生活について
考える機会となりました。
考える機会となりました。