1月29日の大安吉日、昨年4月まで梅ぱち達の巣箱を設置していたヤンマー株式会社様が新本社ビルの起工式を開催されました。工事の無事を祈り、地元の綱敷天神社が地鎮祭を執り行われました。
今回の地鎮祭にあたり、梅ぱち達のハチミツもお供えとして添えさせていただきました。
お供えには茶屋町のシンボルでもある菜の花なども奉納されていました。
今回のお供えは、綱敷天神社からご提案いただいたものです。
地元のものをお供えするのが、地元の神様が一番喜ばれると、おっしゃっていただき私達もいたく感動しました。
ありがたい提案に感謝し、さっそくハチミツを瓶につめてお持ちしようとすると、神社の方でご用意いただいた器があると言われ見るとびっくり。
史料などを調べていただき、昔、祭事に使われていた器に近い形の物を探したとおっしゃっていました。
神様がお召し上がりになるもの・・・梅ぱちのハチミツも高貴なものに見えてきます。
今では私たちにとって身近なハチミツですが、昔、ハチミツは非常に貴重な薬とあがめられ、神饌用や薬用にと使用されてきたのです。
ミツバチの記述が、日本で初めて確認されているのは日本書紀になります。
643年に奈良県にある三輪山で百済の太子余豊が養蜂を行ったというものです。
当時は、金銅仏鋳造用の蜜蝋を取ろうとしたとも言われていました。昔から、ミツバチは蜜蝋やハチミツなどいろんなものが活用されていたようです。
こうした器で献上され、人々の感謝に応えながら私たちとミツバチはずっと共生してきたのかもしれません。
そして、これから始まる未来に向けて・・・
ヤンマー株式会社様の新本社ビルが完成すれば、巣箱も以前のように設置させていただき、いろんな方に巣箱を見に来ていただけるようにもなると聞いています。
次の引越しに向けて、梅ぱち達にはこれからも元気に羽ばたいてほしいと思います。