12月8日、今年も梅田・茶屋町の街をやさしい灯りが彩るキャンドルナイトが開催されました。
今回も茶屋町画廊さんの場所をお借りし、梅田ミツバチプロジェクトでは、採れたハチミツを使用した
ホットハニーレモネードを提供させていただきました。
突然の雨で寒さも増したこの日の晩は、レモネードの香りと共に皆さんとのふれあいを通し、
温かさを実感する一夜となりました。
今年の私たちの活動は、多くのボランティアの皆さんの手助けがないと成り立たなかったように感じています。
採蜜時、イベント時、そして内検の時にまで多くの人が手助けしてくれました。
プロジェクトの立ち上げから3年を迎えようとしている今、私たちがしていかなければならないことを
再認識するきっかけにもなったように感じています。
この数年でプロジェクトを中心としたつながりはどんどん大きくなってきています。
昨年、大阪府さんとの協力提携を行ったのをきっかけに緑化活動にもさまざまな動きがあり、
梅田・茶屋町には大阪府さんから寄贈されたオリーブの木が新たに加わりました。
通勤時にそのうちの1本の前を通るのですが、オリーブの木には1つしか花が見当たりませんでした。
こんな葉ばかりのところに埋もれた花1つだと実を付けることは難しいかなと感じていたのです。
しかし、いつのまにか梅ぱちが受粉をしその木は実をつけました。
しかも他の花には気づかなかったのですが、そのオリーブの木には3つの実がなっていたのです。
1本のオリーブの木に実が3つしかなっていない、といわれるのかもしれません。
けれど、数年前には茶屋町にオリーブの木が提供されること自体、誰も想像していなかったと思います。
そして、1つの花が咲いて枯れるだけだと思っていたものに、3つの実を結びました。
私たちの活動はこのように地道な活動なのかもしれません。
けれど、少しずつ、私たちにできる範囲で継続して成長していけば、大きな成果を生み出せるものだと信じています。
活動をきっかけに、梅田・茶屋町周辺に緑の架け橋を作りたい。
そんな思いの実現に向けて来年度も努力していきたいと思います。
皆さんも素敵な年末年始を過ごされますように。
今年も1年どうもありがとうございました。