夏も盛りを迎え、梅ぱち達は日々元気に飛び回っています。
私たちも毎週、梅ぱち達の様子を見る内検を行いながら、採蜜の時期などを見守っています。
梅ぱち達は、花が咲き始める4月頃から産卵の数を増やし、巣もどんどん大きくしています。
巣箱の中で梅ぱち達が作った巣のうち、一部はむだ巣として、内検時に取り除くのですが、
さまざまな展示時にむだ巣も皆さんにご覧いただきました。
中には、花蜜が入っているものがあり、お子さん達に「なめてみていい?」と聞かれることも。
また、じっくりハニカムの巣を覗くと、卵も見ることができる巣もありました。
ミツバチの卵ってこんなに小さいんだと驚かれることもありました。
しかし、だんだん夏場になると、受粉が終わった花は実をつける時期に入り、
梅田周辺の蜜源植物は少しずつ減ってきます。
蜜の量に合わせるように、産卵の数が少なくなり、巣の規模も少しずつ小さくしていくのです。
こうして、梅ぱち達からおすそ分けしてもらっていた採蜜も8月頃を目安にストップして、
それ以降は梅ぱち達が自分達の巣の維持のために使っていくのです。
いろいろな季節の変化には始まり、そして終わりの時期もきます。
プロジェクトの立ち上げ当初、1年目の採蜜シーズンをやっとのことで終えた頃…プロジェクトと皆さんとの
直接的な接点を持てる場所を作りたいというメンバーの想いから立ち上がった、Monthly Honey Bar ですが、
Bar の場所をお貸しいただいていたオーナーさんの都合などもあり、この8月で最後になりました。
8月23日(金)が最後の Honey Bar となりますので、お時間のある方は是非お越しください。
<Honey Bar の地図>