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梅雨のやみ間に

6月に入り、晴れ間が見れずじめじめとした日が続いたと思えば、
からりと晴れて厳しい日差しを浴びる日もあり、徐々に夏を感じながら過ごす日々となりました。

梅ぱち達は晴れていると嬉々として梅田の空を飛び回り、たくさんの蜜を集めています。
空の巣礎枠を追加すると美しい白色の蜜蝋を分泌して、翌週には六角形の巣を張り巡らせ、黄金色の蜜を詰め込んでいきます。

私達も梅ぱち達に負けずと汗だくになりながら作業を行っています。
このような作業の合間の晴れの日にプロジェクトでは2つのイベントへの出展を行いました。
鶴見緑地で開かれた「ECO縁日」と、地元の梅田・茶屋町で行われた「キャンドルナイト」です。

1、2日に行われたECO縁日では、ハチミツの販売のほか、
大阪府さんの協力を得て朝顔の種の配布やゴーヤの苗の配布を行いました。
ゴーヤの苗を持ち帰ったメンバーもおり、ミツバチの飛来を待ち望みながら育てています。

そして、毎年恒例となりつつあるキャンドルナイトでは、今年も茶屋町画廊さんと共に5日に展示を行いました。
4月のイベント時に地元の皆さんに書いていただいた蜜蝋キャンドルのイラストをじっくり見てもらえるように敢えてシンプルにキャンドルを並べました。
当日は、絵を書いていただいた地元の皆さんと一緒にキャンドルの点灯式を行いました。

日が沈み、街の明かりが消されていく中、蜜蝋キャンドルはどんどん溶けて、絵を照らし出すように輝き続けます。
人混みがたえない中、通りかかった皆さんは、「何か甘い匂いがする」と言って、キャンドルを見に来てくれました。
蜜蝋独特の柔らかい光と匂いに思わず立ち寄ってくれる、なんだか花を見つけて遊びに来た梅ぱち達のようだなと思い、自然と笑みがこぼれました。

プロジェクトのことをお話させてもらったり、地元の皆さんが書いてくれたイラストのことをお話したり、
ほのかな光の中で穏やかな時間を過ごせました。お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。

これからもこのようなイベントや、ハチミツを食べていただける機会を増やして
皆さんとのふれあいを作っていきたいと思います。