5月に入り、街路樹や公園など至る所に花が溢れる季節になってきました。
今年はGW中も天候が不安定で梅ぱち達も空の様子を眺めながら活動していたようです。
先月、MBS毎日放送のニュース番組で、お天気とミツバチについて取り上げていただきました。
ミツバチは雨が苦手です、とよくイベントなどではお話をしているのですが・・・
今回は晴れの日と雨の日の梅ぱち達の巣門前の様子をご覧いただきたいと思います。
こちらが晴れの日。
ブンブン・・・という表現にぴったりで、私たちのカメラなどには目もくれず、巣箱と蜜源を往復しています。
見ていると、ハチ同士が巣門前で軽くぶつかり合っていることもありますが、そんなことはお構いなし。
まさしく“働き蜂”として活動しています。門番の梅ぱちも忙しそうです。
一方・・・雨の日はこんな感じ。
前日から激しい雨がふり、当日は小雨だったものの外に出るのは適さない日の朝です。
門番の梅ぱちも門番としていてるのか、雨がやまないかと空の様子を伺っているのか・・・といった状態でした。
この日は小雨だったので、巣箱ごとに異なる梅ぱち達の性格がでてきて、やみ間を待ちきれず、何匹もの梅ぱちが巣門の外にでている巣箱もありましたが、本降りになると写真のような感じです。
雨の日は、静かな巣門とは対象的に巣箱に耳を近づけてみると、巣箱の中で、飛べずにイライラしている羽音が聞こえることも。蜜を集めてくる梅ぱち達にとって、空を飛べないのはストレスがたまる一方なのです。
私たちは日々お世話をする時に、梅ぱち達の羽音や飛び方などを見聞き分けて、今日の梅ぱち達の気持ちを推測しています。
昨年の今頃はまだまだおっかなびっくりで作業をしていたメンバーですが、少しずつ梅ぱち達との距離が近づいてきたように感じています。